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第一弾は『日本機動部隊』

JWCはWWG初期の作品を中心に、年1〜2点をリリースしていく予定だ。先陣を切るのは、7月発売予定の『日本機動部隊』。

同作品は『ドイツ戦車軍団』とともに、入門者向けゲームとして開発された。事前に「タクテクス」誌に詳細なデザイナーズ・ノートが掲載されたこともあり、発売と同時に売り切れ店が続出したほどである。

入門者向けを意識したステップ・アップ方式のルール構成となっており、

・真珠湾攻撃
・マレー沖航空戦
・スラバヤ沖海戦

を順にプレイすることで、航空攻撃、索敵、水上戦闘をマスターできた。いずれもソロプレイ・シナリオだが、単にルールを読むのではなく、ユニットを動かし、チャートを見てダイスを振るので、より理解を深めることができた。シナリオが時系列で並んでいるのが、何とも心憎い。

基本システムが理解できたら、いよいよ空母戦だ。以降は2人用ゲームとなる。

・空母vs空母*
・珊瑚海海戦
・ミッドウェイ海戦
・第2次ソロモン海戦
・連合艦隊vs太平洋艦隊*
*……仮想戦シナリオ

これもステップアップするごとに特別ルールや扱うユニットが増え、複雑なゲームが楽しめるようになっている。

「コマンド・マガジン」誌では第10号の付録となり、絶版となって久しく、以前から再版の要望が強かった。そうした背景もあり、JWC第1弾に白羽の矢が立ったのである。
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JWCを「共通言語」に

付録版は、コンポーネントの制約もあり、一部マップが統合されたり、省略されたものもあった。JWC版は、使用頻度の低い一人用練習シナリオのマップは、二人用シナリオのマップ裏面に印刷されることにはなるが、省略されることはなく、また艦隊編成シートなどは使いやすいものになる予定だ。

反面、付録版では追加シナリオとして、「南太平洋海戦」「ソロモン・キャンペーン」の2本が用意され、他に誌面で「セイロン沖海戦」などのバリアントが発表された。カウンター・シートの余白を利用してこれらで使用するユニットを用意される。また専用のwebサイトを立ち上げ、各種サポートを行っていく。

JWCの候補になっている作品は他に、

・独ソ電撃戦
・日露戦争
・砂漠の狐
・バルジ大作戦
・ドイツ戦車軍団

の5点。いずれも馴染み深いタイトルだ。

そのうち、あなたが通っているサークルの例会に、JWCのゲームを抱えた「復帰組」が顔を出すかもしれない。その時は是非、対戦して欲しい。アイテムの魅力を知っているならもちろん、知らなかったとしても、日本のウォーゲームのクラシック・ナンバーの良さを改めて実感できるだろう。
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